【Before】
トタン貼りの平屋でした。
築40年となりますが、一度も手を入れたことがないそうです。
【After】
黒い外観の赴きのある平屋に変わりました。
外壁材には「焼杉」を使用しました。
焼杉とは:国産杉の表面を焼いたもので、近年は意匠性を凝らす為に、木目を浮き出して塗装を
施した商品。
外壁リフォーム 焼杉外壁の平屋

樋交換・庇交換・霧除け交換・一部破風交換・破風、軒裏塗装・焼杉外壁貼り
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焼杉外壁
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焼杉の特徴は
【長所】
① 焼くことで、炭化作用がおこり防虫及び防腐の効果があり、耐久性がよくなります。
② 木材特有の調湿効果があります。
雨に濡れると板の幅が伸びて気密が良くなります。
板が乾燥すれば通気が良くなる上に、焼杉その物が湿気を吸収し、壁側の結露を減らします。
③ 重量が軽い為に、躯体にかかる負荷が少ない。
④ 焼杉の中に空気層がある為に、熱伝導率が低く断熱効果が高い。
⑤ 夏場に触れても熱くない。窒業系やガルバニュウムのサイディングでは触れると熱く、
輻射熱により近くにいるだけでも熱く感じる。
⑥ メンテナンス(上塗り)や張替が容易。
⑦ 環境にやさしく(炭素の固定)、癒し効果が高い。 -
【短所】
① 自然素材の為に材質が不均一であり、軽微な表面割れ及び木目や色彩のバラツキがあります。
② 木材の風合いを活かす為に、耐久性の高い塗装ができない。
③ 立地条件や建築様式、又は気象により差はありますが、色彩の変化(退色)がおこります。
④ 外部的要因である経年変化により、割れや変形することがあります。
⑤ 木材特有の灰汁が雨水により出る事があります。
⑥ 燃えやすい。使用地域が限定されます。 -
樋も新しく交換しました。マットブラックのかっこいい樋ですね。
焼杉外壁とマッチしています。 -
前回の工事で玄関扉を交換しました。
玄関の雰囲気と焼杉外壁がとっても似合っていて素敵です。 -
長所・短所それぞれありますが、サイディングにはない風合い、杉独特の木目や質感が見事に生かされている外壁材です。
今回使用した材料は
中本造林の焼杉:塗装Nブラック
特徴:ブラシ仕上げの上に塗装を施したもので、色落ちし易やすいブラシ仕上げの欠点を解消した商品となっています。
テカらず、上品な仕上がりとなりました。
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施工概要
- 所在地
- 横須賀市
- 建物
- 戸建て
- 築年数
- 40年以上
- リフォーム部位
- 樋交換・庇交換・霧除け交換・一部破風交換・破風、軒裏塗装・焼杉外壁貼り
- 工期
- 1ヶ月
- おおまかな費用
- 340万円
- 工事中の居住状態
- 住みながらの工事
- 施工タイプ
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