皆さんこんにちは、リフォーム部の地引です。

２月も後半に入り、27年度もあとわずか・・・。建築業界の締めは３月になりますので、

工事も佳境を迎え、忙しい日々を過ごさせて頂いております！！

天気のぐずつきはありますが、進捗に大きな影響を及ぼす事無く、

引き渡しを迎えられそうです。

　さて、今回は防音工事のご紹介をさせて頂きます。住宅でも用いられますが、

特には、マンション・アパートなどの防音工事において、素晴らしい効果を生む

技術を吉野石膏という内壁下地材メーカーさんで体験させて頂きました。

我々の建築するアパートなどにすでに用いられている技法で、わかりやすい実験

ブースにて防音効果を体験出来る施設でした。

〇隣の部屋で８５デシベル（工事現場の騒音に等しい）レベルの音楽をかけ、
　部屋を移動し、防音壁の効果を体験しています！！
　ほとんど聞こえませんでした！！約４０デシベル減少するという事で
　大迫力の音響が、かすかに聞こえる程度、素晴らしい防音効果です。

　

〇防音壁の断面構造です。これが、高い防音効果を生み出してくれるのです。

〇床の構造も既存の床にゴルフボールや硬球を落として音の響きを
　　確認させて頂きましたが、既存の床は破裂音が響くのに対し、防音床は
　　鈍い音しかしませんでした。これも高い効果を確認させて頂きました。
　

　防音はプライバシーを確保する上で非常に重要な要素を占めております。
特に、マンションやアパートなどは、近隣に住む他人の生活習慣に振り回されることも
多々あります。音を遮断することで、他人の生活レベルを気にすることなく
快適な生活を送れるでしょう。また、住宅でも、２世帯住宅など生活空間が２分される
環境では、やはり音は大きな問題を生みます。

　我々もこの技術を率先して活用し、必要に応じて音を遮断しながら生活空間を
心地の良いものにするよう心がけて行きたいと思っております。